三菱電機のMRPR-01FTは、冷凍冷蔵庫の自動製氷用に使うカルキクリーンフィルターで、ヨドバシ.comには89件のレビューが投稿されています。価格はおおむね1,000円台前半から1,300円程度で、価格より安心感を優先して純正品を選ぶ人が多いというのが、実際に集まった評判の傾向です。フィルターを交換せずに使い続けると水の出が悪くなったという声や、1年間手入れを怠ってカビが発生しかけたという体験談も見つかりました。この記事では、MRPR-01FTの評判や価格、交換時期の目安、正しいお手入れの頻度まで、冷蔵庫の自動製氷機を清潔に使い続けたい方に向けてまとめています。
- MRPR-01FTは三菱電機の自動製氷用カルキクリーンフィルター
- 価格はヨドバシで1,270円前後、通販の互換品はまとめ買いで単価が下がる
- ヨドバシのレビュー89件、まとめ購入の声が242人の支持を集める
- 1年放置でカビが発生しかけた体験談が示す給水タンクのリスク
- 手入れを怠った氷は味だけでなく衛生面のリスクにもなる
- 交換時期は1日2リットル使用で1〜2年、サインが出たら年数を待たない
- お手入れは給水タンクが週1回、給水経路が月1回が基本
- 交換手順はフィルターの向きと「埋めちゃっタンク」に注意
- 純正品と互換品はレビューの信頼性で選び方が分かれる
- 氷が臭い・まずいと感じる原因はにおい移りと手入れ不足とフィルター劣化
- 純正部品の入手性は補修用部品で5年、それ以外は3年が目安
- 冷蔵庫の型番確認とストックの用意が交換の失敗を防ぐ
MRPR-01FTは三菱電機の自動製氷用カルキクリーンフィルター
MRPR-01FTは、冷凍冷蔵庫の給水タンクに取り付けて使う三菱電機純正のカルキクリーンフィルターです。旧型番のM20VJ5526の後継として2021年4月23日に発売され、JANコードは4902901906671です。水道水が製氷機へ送られる前にこのフィルターを通すことで、カルキ(残留塩素)特有のにおいや不純物を抑え、澄んだ味の氷を作る役割を担っています。
対応する冷蔵庫の型式には、MR-JX52W、MR-JX53Z、MR-JX61Y、MR-JX60W、MR-MB45Eなど複数のシリーズがあります。三菱電機の冷蔵庫はA型番からZ型番まで幅広いラインアップがあり、年式によってフィルターの形状や品番が違うことも珍しくありません。自分の冷蔵庫がMRPR-01FTに対応しているかどうかは、公式サイトの「冷蔵庫:別売部品/製氷フィルター検索」で型式を入力すれば確認できます。型式は冷蔵庫の側面や庫内の銘板ラベルに記載されています。
なお、三菱電機にはMRPR-51FTという浄水フィルターもあり、名称が似ているため混同されがちです。対応シリーズや浄水性能が異なるので、購入前にパッケージの型番表記をよく見比べておく必要があります。
水道水に塩素が加えられているのはなぜか
水道水にカルキ臭のもとになる塩素が含まれているのは、殺菌のためです。水道法の基準では、蛇口から出る時点で遊離残留塩素濃度を0.1mg/L以上に保つよう定められていて、東京都水道局では都内131か所に水質計器を設置し、濃度を24時間監視しながら浄水場での塩素注入量を調整しています。安全な水を届けるために欠かせない工程ですが、その分だけ独特のにおいが水や氷に残りやすくなります。
MRPR-01FTのようなカルキクリーンフィルターは、活性炭などのろ材で残留塩素やにおい成分を吸着する仕組みを利用しています。一般的な家庭用浄水器と基本的な原理は同じで、水がフィルターを通過する際に塩素分子が吸着材に捕まり、においが軽減されるという流れです。吸着材の能力には限りがあるため、使い続けるうちに徐々に効果が落ちていくことも、定期的な交換が必要になる理由のひとつになっています。
対応機種の確認を怠ると水漏れの原因になる
型番を確認せずに購入すると、フィルターが取り付けられなかったり、隙間ができて水漏れにつながったりすることがあります。通販サイトで互換品を選ぶ場合も、出品ページの対応機種一覧と自分の冷蔵庫の型式を照らし合わせてから注文してください。
自動製氷機能が家庭に広まった背景
自動製氷機能そのものは、1988年に東芝が「かってに氷」という機能を搭載した冷蔵庫を発売したのが早い例として知られています。給水タンクに水を入れておくだけで氷ができる手軽さは、製氷皿に水を注いで冷凍室で待つという従来の手間や、夏場にコンビニやスーパーで氷を買う手間を省いてくれる点で支持され、家庭用冷蔵庫の標準機能として広く普及しました。
便利さが広がった一方で、給水タンクという新しい水回りのパーツが冷蔵庫の中に増えたことも見逃せません。タンクや経路に水が滞留する構造そのものが、MRPR-01FTのようなフィルターや定期的なお手入れを必要とする理由になっています。自動製氷機のありがたみと、そのぶん発生するメンテナンスの手間は、いわば表裏一体の関係にあります。
価格はヨドバシで1,270円前後、通販の互換品はまとめ買いで単価が下がる
MRPR-01FTの価格は、購入先によって差があります。ヨドバシ.comでは1,270円程度で販売されており、送料は無料です。エディオンやケーズデンキ、ビックカメラといった家電量販店のオンラインストアでも扱いがあり、純正品はおおむね1,000円台前半から1,300円程度に収まっています。
一方、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングには、互換品と呼ばれるサードパーティ製フィルターも数多く並んでいます。1個入りだけでなく2個セットや3個セットも用意されていて、1個あたりの単価は純正品より安く抑えられているケースがほとんどです。価格.comで「MRPR-01FT」を検索すると、純正品と互換品の価格を店舗ごとに横並びで比較できます。
| 購入先 | 商品タイプ | 目安価格(1個あたり) |
|---|---|---|
| ヨドバシ.com | 純正品 | 1,270円程度 |
| 家電量販店系オンラインストア | 純正品 | 1,000円台前半〜1,300円程度 |
| Amazon・楽天市場など | 互換品(1個入り) | 純正品より安価 |
| Amazon・楽天市場など | 互換品(2〜3個セット) | まとめ買いでさらに単価減 |
家庭で自動製氷機を毎日使う場合、フィルターは切らさずストックしておきたい消耗品です。まとめ買いをしておけば、交換のタイミングを逃しにくくなります。
ヨドバシのレビュー89件、まとめ購入の声が242人の支持を集める
MRPR-01FTの評判を知る手がかりとして参考になるのが、ヨドバシ.comのレビューページです。89件のレビューが投稿されていて、家電量販店で扱うフィルター単品としては比較的多くの声が集まっています。
投稿の中で目立つのが、「定期的に交換しないと水の流れが悪くなるので、まとめ購入しました」というレビューです。このレビューは242人から「参考になった」と評価されていて、同じような経験をしたユーザーが多いことをうかがわせます。交換を先延ばしにすると給水の勢いが落ちるという実感が、多くの人に共有されているようです。
レビュー全体を見渡すと、価格よりも安心感を理由に純正品を選ぶユーザーが目立ちます。サードパーティ製の廉価な互換品も市場に出回っていますが、家庭の水回りに直結する部品だけに、多少高くても純正品を選びたいという考え方をする人は少なくありません。ヨドバシ.comにはレビューのほかQ&Aコーナーもあり、対応機種や交換頻度についての質問と回答が蓄積されています。
互換品を選ぶ際に気になるのが、レビューの信頼性です。通販の口コミを検証するサービスの中には、MRPR-01FT関連の互換品出品を取り上げ、やらせレビューの疑いを指摘しているものもあります。互換品を検討する場合は、レビューの件数や星の数だけでなく、内容が具体的で不自然でないか、販売元の情報が明確かどうかも合わせて確認しておきたいところです。
1年放置でカビが発生しかけた体験談が示す給水タンクのリスク
MRPR-01FTを含む三菱冷蔵庫の製氷フィルターについては、カビの発生を報告する体験談もいくつか見つかります。あるブログでは、製氷フィルターを1年間ほとんど手入れせずに使い続けた結果、ピンク色のカビが発生する一歩手前まで進んでいたという経緯が語られています。別の体験談でも、家事や育児の忙しさからお手入れを後回しにしていたら、フィルターにカビができていて驚いたというエピソードが紹介されていました。
自動製氷機の給水タンク内部は、常に湿度がほぼ100%の密閉空間です。雑菌やカビにとっては繁殖しやすい環境で、冷蔵庫の中は清潔というイメージとは裏腹に、製氷機まわりは湿気がこもりやすい構造になっています。フィルターや給水タンクを長期間洗わずに放置すると、ぬめりや変色といった形でリスクが表面化してきます。
手入れを怠った氷は味だけでなく衛生面のリスクにもなる
手入れを怠った状態で使い続けた氷は、味やにおいの問題だけでは済まないこともあります。給水タンクや製氷経路の汚れを放置すると、雑菌が繁殖した状態のまま氷を作り続けることになり、体調を崩すきっかけになりかねません。自動製氷機の掃除方法を紹介する記事の中には、お手入れをせずに使い続けることを食中毒のリスクとして注意喚起しているものもあります。氷はそのまま口に入れるものなので、におい・見た目・水の出方といった変化に気づいた時点で、早めに掃除や交換に取りかかったほうが安心です。
家電メーカー各社の案内を見比べても、水道水で製氷している場合は週1回程度の給水タンクのお手入れという頻度はおおむね共通しています。三菱電機のMRPR-01FTに限らず、他社製の冷蔵庫でも同じ考え方が採用されているようで、自動製氷機まわりの衛生管理は、メーカーを問わず共通の基本動作と言えそうです。
交換時期は1日2リットル使用で1〜2年、サインが出たら年数を待たない
メーカーが示す使用期間の目安は、1日あたり2リットル程度の水道水を使う条件で1年から2年です。ただし水質や氷の使用頻度によって前後するので、あくまで参考値として捉えておきたいところです。日頃からこまめに手入れをしていれば3年から4年ほど使い続けられるという情報もあり、逆に手入れをまったくしない場合は3年に一度の交換が推奨されています。
年数の目安より優先したいのが、次のようなサインです。水の出が悪くなった、給水に時間がかかるようになった、氷や水にカルキ臭を感じる、氷のサイズが小さくいびつになった、フィルターにぬめりや変色が見られる。こうした変化が一つでも出てきたら、目安の年数に届いていなくても交換を検討したほうが安全です。水以外の異物が入って目詰まりした場合や、フィルター自体が破損した場合も同様です。
お手入れは給水タンクが週1回、給水経路が月1回が基本
フィルターを長持ちさせ、カビや雑菌の繁殖を抑えるには、日常のお手入れが欠かせません。給水タンク本体とフィルターは週に1回、給水ポンプやパイプといった給水経路は月に1回の水洗いが基本とされています。加えて、年に1〜2回は分解できる範囲のパーツを念入りに洗浄しておくと、より衛生的な状態を保ちやすくなります。
注意したいのは、水道水以外の水を使っている家庭です。ミネラルウォーターや浄水器を通した水は塩素をほとんど含まないため、水道水よりもカビが繁殖しやすくなります。この場合は週に2〜3回程度と、通常より高い頻度でのお手入れが推奨されています。硬度の高いミネラルウォーターを使うと、給水パイプが詰まることもあります。自動製氷機には、水道水をそのまま使うのが基本です。
なお、水道水の硬度は地域によって差があり、東京都は蛇口平均で60mg/L程度、名古屋市は19mg/L程度と、同じ軟水の範囲でも3倍近い開きがあります。硬度が違えば水の味わいも変わるため、同じMRPR-01FTを使っていても、地域によって氷の味の感想が微妙に異なるのは自然なことかもしれません。
お手入れの際は、漂白剤や中性洗剤以外の洗剤、熱湯の使用は避けてください。フィルターや給水タンクの樹脂部品は熱や薬剤に弱く、変形や劣化を招きかねません。基本は水洗いで、汚れがひどいときはメーカーが案内する方法に従うのが安全です。
旅行などで自動製氷機をしばらく使わない予定があるときは、給水タンク内の水と貯氷ケースや製氷皿の氷をすべて取り除き、部品を洗ってよく乾燥させてから収納しておくと安心です。水を入れたまま放置すると、その間にカビや雑菌が繁殖する温床になりやすいためです。
交換手順はフィルターの向きと「埋めちゃっタンク」に注意
MRPR-01FTの交換自体は、工具なしで家庭でできるように作られています。給水タンクを冷蔵庫から取り外し、中の古いフィルターを引き抜いて、新しいフィルターを正しい向きで取り付け、タンクを本体に戻す、という流れです。
気をつけたいのがフィルターの向きです。水が流れる向きが決まっているため、逆向きに取り付けるとろ過が正しく行われなかったり、水漏れの原因になったりします。パッケージや取扱説明書の矢印や図解を見ながら作業するのが安全です。
2021年度以降に発売された一部機種では、給水タンクが庫内に埋め込まれる「埋めちゃっタンク」という形状が採用されています。従来のタンクとは取り出し方が異なるため、初めて交換する場合は自己流で進めず、取扱説明書の手順を確認してから作業することが推奨されています。なお、フィルターは100円ショップなどでは扱っていない専用部品なので、代用品ではなく純正品か適合が明記された互換品を選ぶのが基本です。
純正品と互換品はレビューの信頼性で選び方が分かれる
純正品と互換品、どちらを選ぶかは価格を取るか安心感を取るかで分かれます。互換品はまとめ買いによって単価がさらに下がる魅力がありますが、品質にばらつきがあるという指摘もあります。前述の通り、一部の互換品出品にやらせレビューが疑われるケースが報告されている点も無視できません。
ヨドバシ.comのレビューでまとめ買いの声が高く支持されていたことからも分かるように、価格より「交換を忘れない仕組み作り」を重視するユーザーが多い印象です。自分の冷蔵庫の型番に対応しているかどうかは、純正品でも互換品でも必ず確認する必要があります。
氷が臭い・まずいと感じる原因はにおい移りと手入れ不足とフィルター劣化
MRPR-01FTを使っていても、氷が臭い、まずいと感じることがあります。考えられる原因は、冷蔵庫内のにおい移りと、自動製氷機自体の手入れ不足、そしてフィルターの劣化に大きく分かれます。
冷蔵庫内のにおい移りは、庫内の食品やわずかなカビのにおいが凍る前の水に移ってしまうケースです。これはフィルターより庫内全体の清掃や食品の密閉保存を見直すことで改善します。手入れ不足は、給水タンクや浄水フィルターの掃除を怠ることで水あかやカビが繁殖し、カビ臭い氷ができるケースです。前述の週1回の水洗いを徹底することが対策になります。
フィルターの劣化や目詰まりによって水道水のカルキ臭がそのまま残ってしまうこともあります。フィルターは消耗品なので、目安の年数を超えていたりお手入れをしても改善しなかったりする場合は、フィルターの交換を検討してください。日常のお手入れとしてはクエン酸を使った洗浄も広く紹介されていて、水あかやカビを分解しながら除菌する効果も期待できます。ただし使える洗剤は機種によって異なるため、実際に試す前に取扱説明書を確認しておくと安心です。
純正部品の入手性は補修用部品で5年、それ以外は3年が目安
長年同じ冷蔵庫を使っている家庭では、フィルターのような消耗品でも、将来的に純正品が手に入らなくなる可能性を頭の片隅に置いておいたほうがいいかもしれません。三菱電機は、製品の機能維持に必要な補修用性能部品を製造終了後おおむね5年間、それ以外の部品を原則3年間保有しています。この期間を過ぎると、部品が完売して入手できなくなることがあります。
公式サイトの「冷蔵庫:別売部品/製氷フィルター検索」で型式を入力すれば、現在購入可能な部品を確認できます。長く使う予定の冷蔵庫であれば、在庫があるうちに何個かストックしておくと、いざというときに困りません。
冷蔵庫本体の平均寿命は8年から12年程度とされていて、フィルターの交換サイクルである1年から2年と比べるとかなり長めです。単純に計算すると、冷蔵庫を10年使うあいだにフィルターを5回から10回近く交換することになります。本体を長く使い続ける前提であれば、フィルターの入手性を定期的に確認しておく習慣は、思っている以上に大事です。
冷蔵庫の型番確認とストックの用意が交換の失敗を防ぐ
MRPR-01FTは、ヨドバシで89件のレビューが集まるほど、多くの家庭で交換の実績がある消耗品です。価格は純正品でおおむね1,000円台前半から1,300円程度、通販の互換品はまとめ買いで単価を抑えられます。交換時期は1〜2年が目安ですが、水の出やにおい、氷の形といったサインが出たら年数を待たずに交換したほうが安全です。
型番を確認せずに購入すると水漏れの原因になり、お手入れを怠るとカビが発生しかけた体験談のようなトラブルにつながります。給水タンクを週1回、給水経路を月1回洗うという基本を守りながら、自分の冷蔵庫に合ったフィルターをストックしておくことが、清潔な氷を作り続けるいちばんの近道だと言えるでしょう。



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