HP 178インク評判まとめ|XL版との比較やコスト削減術

プリンタインク

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HP 178インクカートリッジは、HPのPhotoSmart・DeskJet・OfficeJetシリーズに対応した人気のインクシリーズで、写真印刷の美しさとコストパフォーマンスの良さから多くのユーザーに支持されています。HP 178の評判は、顔料系ブラックインクによる文字のシャープさと、染料系カラーインクによる鮮やかな色再現性の高さが特に高く評価されているポイントです。フォトブラックを含む5色構成という独自の設計により、一般的な4色インクでは表現しにくい写真の暗部やグレーの階調も繊細に再現でき、家庭用プリンターとしては非常に優れた印刷品質を実現しています。

この記事では、HP 178インクカートリッジの種類や型番、標準版とXL増量版の違い、対応プリンター機種、純正インクと互換インクの比較、印刷品質、コスト管理、目詰まり対策まで、購入や使用の判断に役立つ情報を網羅的にお伝えします。

HP 178インクカートリッジとは

HP 178とは、HP(ヒューレット・パッカード)が販売する家庭用・小規模オフィス向けインクジェットプリンター用のインクカートリッジシリーズです。2010年頃から日本国内でも販売されている定番シリーズで、HP PhotoSmartシリーズをはじめとする複数のプリンター機種に対応しています。

このシリーズが評判を集めている最大の理由は、ブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4色に加え、フォトブラック(写真印刷専用の黒)を含む5色構成を採用している点にあります。一般的なインクカートリッジはCMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)の4色構成が主流ですが、HP 178ではフォトブラックを追加することで、写真の黒や暗い部分をより繊細に表現できる仕組みになっています。

さらに注目すべき点として、HP 178ではインクの種類を用途に応じて使い分けています。ブラックインクには顔料系インクが採用されており、文字や線をくっきりとシャープに印刷できます。耐水性・耐光性にも優れているため、ビジネス文書の印刷にも適しています。一方、カラーインクとフォトブラックインクには染料系インクが使用されており、色の再現性が高く、写真やイラストの印刷において鮮やかな発色を実現しています。

HP 178の型番と5色の構成

HP 178インクカートリッジは5色展開となっており、それぞれに固有の型番が割り当てられています。ブラック(黒)は型番CB316HJで、顔料系インクを使用しているため文字印刷に最適です。シアン(青)は型番CB318HJ、マゼンタ(赤紫)は型番CB319HJ、イエロー(黄)は型番CB320HJで、いずれも染料系インクを採用し写真や画像の色表現に使用されます。フォトブラック(写真用黒)は型番CB317HJで、写真の黒・グレー・暗い部分の微妙なトーンを美しく再現するための専用インクです。

また、ブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4色をまとめた4色マルチパック(型番:CR281AA)も販売されています。4色をセットで購入できるためお得ですが、フォトブラックは含まれていない点に注意が必要です。写真印刷を頻繁に行う方は、マルチパックに加えてフォトブラックを別途購入する必要があります。

HP 178XL増量版の評判とコスト比較

HP 178には標準容量版のほかに「XL(エクストラ・ラージ)」と呼ばれる増量版が用意されています。HP 178XLは標準版と比べてインク容量が大幅に増えており、1枚あたりの印刷コストを抑えられることから、印刷頻度の高いユーザーからの評判が特に良好です。

HP 178XLの型番は、ブラック増量版がCN684HJ(スリム増量タイプ)、シアン増量版がCB323HJ、マゼンタ増量版がCB324HJ、イエロー増量版がCB325HJ、フォトブラック増量版がCB322HJとなっています。

標準版とXL版の印刷枚数やコストの違いを比較すると、その差は明確です。以下の表に主要な比較情報をまとめました。

インク色標準版型番標準版印刷枚数XL版型番XL版印刷枚数増量比
ブラックCB316HJ約250枚CN684HJ約550枚約2.2倍
シアンCB318HJ約300枚CB323HJ約750枚約2.5倍
マゼンタCB319HJ約300枚CB324HJ約750枚約2.5倍
イエローCB320HJ約300枚CB325HJ約750枚約2.5倍
フォトブラックCB317HJ約130枚(写真L判)CB322HJ約290枚(写真L判)約2.2倍

※印刷可能枚数はISO/IEC 24711規格(A4、5%デューティ)に基づく目安です。実際の印刷枚数は印刷内容・設定・環境によって異なります。

コスト面で具体的に見ると、ブラックの場合、標準版が約1,432円で250枚印刷できるため1枚あたり約5.7円となります。これに対してXL版は約2,200円で550枚印刷できるため1枚あたり約4.0円となり、コストを約30%削減できる計算です。カラーインクについても同様にXL版の方がコスト効率に優れています。日常的に印刷する機会が多い方には、XL版を選ぶことで長期的に大きな節約につながります。

なお、HP 178に対応しているプリンターであれば、HP 178XLもそのまま使用できます。XLは標準版と同じプリンターに対応しており、インクの容量だけが異なるため、プリンター側の変更は一切不要です。

HP 178対応プリンター機種

HP 178インクカートリッジは、HPの複数のプリンターシリーズに対応しています。対応機種を把握しておくことで、購入時の間違いを防ぐことができます。

PhotoSmartシリーズでは、HP PhotoSmart B109A、HP PhotoSmart Wireless B109N、HP PhotoSmart Wireless B110A、HP PhotoSmart Plus B209A、HP PhotoSmart Plus B210a、HP PhotoSmart Premium C309a、HP PhotoSmart Premium C309G、HP PhotoSmart Premium C310c、HP PhotoSmart C5380、HP PhotoSmart C6380、HP PhotoSmart D5460、HP PhotoSmart 5510、HP PhotoSmart 5520、HP PhotoSmart 5521、HP PhotoSmart 6510、HP PhotoSmart 6520、HP PhotoSmart 6521が対応しています。

DeskJetシリーズではHP DeskJet 3070AとHP DeskJet 3520が、OfficeJetシリーズではHP OfficeJet 4620が対応しています。

これらの機種をお使いの場合は、HP 178シリーズのインクカートリッジを使用できます。お使いのプリンター機種がリストにない場合は、プリンターに付属のマニュアルや、HP公式サイトのサポートページで対応インクを確認してください。

HP 178純正インクの価格と評判

HP 178純正インクカートリッジの参考価格は2024年時点の目安で以下の通りです。

種類型番参考価格
ブラックCB316HJ約1,432円~
シアンCB318HJ約1,200円~1,500円
マゼンタCB319HJ約1,200円~1,500円
イエローCB320HJ約1,200円~1,500円
フォトブラックCB317HJ約1,200円~1,500円
4色マルチパックCR281AA約4,980円~
ブラックXLCN684HJ約2,000円~2,500円
カラーXL各色約1,800円~2,200円

純正インクの評判として最も多いのは、印刷品質と安定性の高さに対する評価です。メーカーが品質を保証しているため、印刷品質や機器の保護の面で安心して使えるのが最大のメリットとされています。一方で、互換インクと比べると価格が高い点がデメリットとして挙げられることもあります。

HP 178の互換インクに関する評判

互換インクカートリッジとは、HP純正品ではなく、サードパーティーメーカーが製造・販売するインクカートリッジのことです。HP 178シリーズにも多くの互換品が存在しており、純正品の約3分の1から5分の1程度の価格で購入できることから、コストを重視するユーザーからの評判が高い選択肢です。

互換インクの価格は、各色単品で約300円~700円、4色セットで約1,000円~2,500円が目安となっています。純正品と比較すると大幅なコスト削減が可能です。また、多くの互換品には純正品と同様のICチップが搭載されており、プリンターのインク残量検知機能にも対応しています。Amazonや楽天市場などのオンラインショップで簡単に購入できる入手のしやすさも、互換インクの評判を支えるポイントです。

ただし、互換インクにはいくつかの注意点もあります。メーカーや製品によって印刷品質に差があり、品質の低い互換インクを使うと色の再現性が落ちたり、印刷物の耐久性が低下したりすることがあります。また、プリンターのヘッドが詰まったり、機器にダメージを与えたりする可能性も指摘されています。さらに、互換インクを使用することでHPのプリンター保証が無効になる場合や、プリンターが互換インクを認識しないケースもあります。

互換インクを使用する場合は、信頼性の高いメーカーの製品を選ぶことが重要です。HP 178の互換インクを取り扱っている主要な販売店としては、インク革命.COM、インクのチップス本店、エコインク本店、エコリカ、フォー・シーズンなどが知られています。特にエコリカは国内メーカーとして品質が安定していると評価されています。

HP 178インクの印刷品質に関する評判

HP 178インクカートリッジの印刷品質は、用途によって異なる評価を受けています。

文書・テキスト印刷においては、ブラックインク(CB316HJ)が顔料系インクであるため、文字や線が鮮明でにじみにくいと好評です。耐水性も高く、水がかかっても文字が流れにくいという特徴があり、ビジネス文書や資料の印刷に適しています。

写真印刷においては、カラーインクと専用のフォトブラックインク(CB317HJ)を組み合わせることで、高品質な仕上がりが実現できます。特にPhotoSmartシリーズのプリンターと組み合わせることで、写真専門店に近い美しい写真を自宅で印刷できると評判です。5色構成ならではの暗部の階調表現は、4色構成のインクでは得られない繊細さがあります。

グラフィック・イラスト印刷では、染料系のカラーインクにより鮮やかで色の再現性が高い印刷が可能です。ただし、染料系インクは耐光性・耐水性が顔料系インクに比べて低いため、長期保存を目的とする場合は直射日光を避けて保管することが推奨されています。

HP 178インクカートリッジの正しい交換方法

HP 178インクカートリッジの交換は、基本的な手順を守れば簡単に行えます。まず、プリンターの電源を入れた状態で交換を行います。電源が切れているとキャリッジ(カートリッジホルダー)が中央に移動しないため、交換ができません。

次に、プリンターのカートリッジカバー(フロントカバーやトップカバー)を開けると、キャリッジが中央または交換しやすい位置に移動します。交換したいカートリッジを軽く押してロックを解除してから引き抜き、新しいカートリッジを袋から取り出します。このとき、オレンジ色のテープや保護フィルムを剥がしますが、インクが出る部分(接触端子・金色の部分)には触れないように注意してください。

新しいカートリッジをスロットに合わせて差し込み、カチッという感触があるまでしっかり押し込みます。カートリッジカバーを閉じ、プリンターがカートリッジを認識するまで待ちます。交換後は、プリンターのメニューからプリントヘッドの位置調整やクリーニングを行うと印刷品質が向上します。

HP 178インクを長持ちさせるコツと評判の良い使い方

HP 178インクカートリッジを効率よく使い、長持ちさせるためにはいくつかのポイントがあります。

日常的な文書印刷には「エコノミー」や「ドラフト」モードを使用することで、インクの消費量を大幅に減らすことができます。高品質な印刷が必要な時だけ「高品質」モードに切り替えるという使い分けが、コスト管理の基本です。

プリンターを長期間使用しないと、プリントヘッドのノズルがインクで詰まることがあります。少なくとも週に1回は印刷するか、定期的にヘッドクリーニングを行うことで、詰まりを防止できます。この定期的な使用は、HP 178ユーザーの間でも評判の良い予防策として知られています。

インクがほぼなくなった状態で印刷を続けると、プリントヘッドが傷む原因になります。インク残量警告が出たら早めに交換することが推奨されています。また、インクカートリッジは高温多湿・直射日光を避け、常温(15~35度程度)で保管してください。未開封のカートリッジも、パッケージに記載されている有効期限内に使用することが重要です。

HPインク製品の外箱に記載された「取り付け期限」または「保証期限」にも注意が必要です。取り付け期限前、または保証期限の6か月前までに使い始め、使い始めてから6か月以内に使い切ることが印刷品質維持のために推奨されています。

HP 178のヘッド目詰まりと対処法

HP 178インクカートリッジを使用していると、プリントヘッドの目詰まりが発生することがあります。目詰まりの症状としては、印刷がかすれる、色が出ない、横線が入る、印刷位置がずれるなどが挙げられます。

目詰まりの主な原因は、長期間プリンターを使用しないことでプリントヘッドのノズル部分でインクが乾燥・固着することです。また、品質の低い互換インクを使用した場合にも目詰まりが生じることがあります。

対処法としてまず試すべきは、プリンター本体の操作パネルやパソコンのプリンタードライバーから実行できるヘッドクリーニング機能です。プリンター内部のインクを使ってノズルを洗浄する仕組みですが、クリーニングのたびにインクが消費されるため、まずは1~2回試してみて改善しない場合は他の方法に移りましょう。

次の選択肢として、市販の洗浄カートリッジがあります。界面活性剤とインク溶剤が配合されており、通常のヘッドクリーニングよりも強力に詰まりを解消できます。HP 178はカートリッジとプリントヘッドが一体型の機種もあり、その場合は新しいカートリッジに交換するだけでヘッドも交換され、詰まりが解消されることもあります。

プリントヘッドを取り外せる機種であれば、ぬるま湯や洗浄液に浸して詰まりを溶かす手動洗浄という方法もあります。ただし、この方法はヘッドを取り外せる機種に限られる点に注意してください。

HP 178インクの詰め替えに関する評判

HP 178インクカートリッジは、詰め替えインクを使って再利用することも可能です。専用の詰め替えインクキットを使えば、注射器でインクを補充できます。ELECOM製などの詰め替えインクキット(HP 178対応品、型番:THH-178など)が市販されており、1つのカートリッジで2回程度の詰め替えが可能です。不足した色だけを補充できるため、さらなるコスト削減を求めるユーザーからの評判も一定程度あります。

ただし、詰め替えには手間がかかること、インクがこぼれる可能性があること、品質が純正品に劣る場合があることなどのデメリットもあります。コストを最優先に考える場合の選択肢として検討する価値はありますが、印刷品質を重視する方には純正品やXL版をおすすめします。

HP 178インクカートリッジの購入場所と選び方

HP 178純正インクカートリッジは、さまざまな場所で購入できます。家電量販店としては、ヨドバシカメラ(全国の店舗およびオンラインショップ)、ビックカメラ(全国の店舗およびオンラインショップ)、ケーズデンキ(全国の店舗)、ヤマダ電機(全国の店舗およびウェブコム)などで取り扱いがあります。

オンラインショッピングサイトでは、Amazon.co.jpで各色単品および4色マルチパックが購入でき、楽天市場では複数の販売者から価格を比較して購入できます。Yahoo!ショッピングやNTT-X Storeでも取り扱いがあります。最安値を探す場合は、価格.comで価格比較や購入者レビューを参考にすることも有効です。

純正品と互換品のどちらを選ぶかは、使用目的や優先事項によって異なります。印刷品質や機器保証を最優先に考えるなら純正品を、コスト削減を重視するなら信頼性の高い互換品を、さらにコストを抑えたい場合は詰め替えインクという順番で検討するのがおすすめです。また、印刷量が多い方は標準版よりもXL版(増量版)を選ぶことで、1枚あたりのコストを大幅に抑えることができます。

HP 178使用済みカートリッジのリサイクルと環境配慮

使用済みのインクカートリッジは、適切な方法でリサイクルすることが大切です。日本国内では「インクカートリッジ里帰りプロジェクト」という回収プログラムが実施されており、全国3,600か所以上の郵便局施設に回収ボックスが設置されています。使い終わったカートリッジを持参するだけで無料で回収してもらえ、集められたカートリッジはゆうパックで仕分け拠点へ届けられ、メーカーごとに分別された後にリサイクルされます。

HPは独自のリサイクルプログラムとして、67の国と地域で使用済みHP純正インク・トナーカートリッジの無料リサイクルサービスを提供しています。世界1万8,500か所を超える回収場所で個人・企業を問わず利用可能です。回収されたカートリッジは先進的なリサイクル企業と協力し、原材料を取り出して再資源化されています。

また、ヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店にもインクカートリッジの回収ボックスが設置されていることが多いです。環境に配慮した行動として、使用済みカートリッジは燃えるごみや資源ごみとして廃棄するのではなく、これらのリサイクルプログラムを積極的に活用しましょう。

まとめ

HP 178インクカートリッジは、HP PhotoSmart・DeskJet・OfficeJetシリーズに対応した定番のインクシリーズとして、長年にわたり多くのユーザーから支持されています。ブラック・シアン・マゼンタ・イエロー・フォトブラックの5色構成により、文書印刷から写真印刷まで幅広い用途に対応できることが評判の基盤です。

標準版とXL増量版の2種類が用意されており、印刷量が多い方はXL版を選ぶことでコスト効率を大幅に高められます。純正品は品質・保証面で安心して使える一方、コストを抑えたい場合は信頼性の高いメーカーの互換インクや詰め替えインクも選択肢となります。

ヘッドの目詰まりには早めに対処し、定期的な印刷やクリーニングで予防することが長く快適に使い続けるためのポイントです。使用済みカートリッジはリサイクルプログラムを活用して環境に配慮した処分を心がけましょう。自分の使用頻度・目的・予算に合わせて、最適なインクカートリッジを選ぶことが、HP 178を最大限活用するための鍵となります。

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